初期の植民地列強の中で群を抜いて大きく、最も影響力が強かったのはスペインです。イベリア半島は、長くイスラムの諸王朝とキリスト教王国の間で二分されていましたが、カスティーリャとアラゴンが統一され、レコンキスタが完了したことにより、世界という名の舞台を神と富の名において支配するお膳立てが整うことになったのです。しかし、同じヨーロッパ大陸に挑戦者が現れ、広範囲に散らばった植民地が独立を求めたことにより、スペインの野望はくじかれることになりました。
固有能力
スペイン黄金時代:町から都市への変換に対するゴールドの効率が増加する。遠隔地ではさらに増加する。
属性
- 軍事
- 領土拡張主義
社会制度ツリー
インディアス枢機会議
- ティア1:固有の建造物「市庁舎」と伝統「コンキスタ」を解除する。
- 伝統 - コンキスタ:遠隔地での戦闘力が増加する。
- ティア2:固有の建造物「通商院」を解除する。財宝船団の移動力が増加する。
アルマダ
- ティア1:艦隊司令官がレベルアップ「小艦隊」を得て、ユニットのスロットが追加され、陸上ユニットが司令官グループに参加できるようになる。伝統「無敵艦隊」を解除する。
- 伝統 - 無敵艦隊:海洋ユニットの訓練に対する生産力が増加し、海洋ユニットの維持費が減少する。
- ティア2:すべてのユニットの乗船時の移動力が増加する。
新世界の富
- ティア1:遠隔地の居住地で食料と生産力が増加する。伝統「セロ・リコ」を解除する。
- 伝統 - セロ・リコ:資源1つにつきゴールドが増加する。
- ティア2:居住地上限が増加する。遺産「エル・エスコリアル修道院」を解除する。
固有インフラ
プラザ:固有街区。遠隔地にある居住地1つにつきこの居住地のゴールドが増加する。
市庁舎:固有の建造物。文化力ベース。街区により文化力の隣接ボーナス。遠隔地には建設できず、沿岸タイルに隣接して配置する必要がある。
通商院:固有の建造物。ゴールドベース。航行可能な河川と資源タイルでゴールドの隣接ボーナス。遠隔地には建設できない。
固有民間人ユニット
コンキスタドール:固有の偉人ユニット。埠頭がある都市でしか訓練できない。どのコンキスタドールになるかはランダムに決まる。各コンキスタドールは一度しか受け取れない。訓練するたびにコストが増加する。コンキスタドールは遠隔地でしか有効化できないが、海ではすぐに乗船できる。
コンキスタドールユニットの種類:
- フェルディナンド・マゼラン:遠隔地にいる艦隊司令官で有効化し、移動力と視界が増加する。
- フランシスコ・ピサロ:一定数の空スロットがある場合に遠隔地の司令官で有効化し、その司令官に一定数の歩兵ユニットと騎兵ユニットを与える。
- フアン・ポンセ・デ・レオン:遠隔地の水域タイルで有効化し、財宝船団に追加の移動力を与える。
- クリストファー・コロンブス:遠隔地の水域タイルで有効化し、遠隔地内部以外のワールドマップを明らかにする。
- エルナン・コルテス:一定数の空スロットがある場合に遠隔地の司令官で有効化し、その司令官に一定数の歩兵ユニットを与える。
- エルナンド・デ・ソト:遠隔地にある独立勢力の領土で有効化し、その独立勢力を自分を宗主国とする都市国家にする。
- フランシスコ・デ・オレリャーナ:遠隔地の航行可能な河川タイルで有効化し、その河川にあるタイル1枚につきゴールドを獲得する(効果はゲームスピードに応じて変化する)。
- アルバル・ヌニェス・カベサ・デ・バカ:遠隔地の自然遺産の上または隣で有効化し、この自然遺産タイルまたは隣接するタイルごとにゴールドを得る(効果はゲームスピードに応じて変化する)。
- ミゲル・ロペス・デ・レガスピ:一定数の空スロットがある場合に遠隔地の司令官で有効化し、その司令官に一定数の長距離戦闘ユニットと歩兵ユニットを与える。
- イネス・スアレス:遠隔地にて居住地を建設できるタイルで有効化し、新しい町を作る。
固有軍事ユニット
テルシオ:固有の歩兵ユニット。隣接するユニットは、騎兵ユニットに対する戦闘力が増加する(このボーナスは重複しない)。
固有遺産
エル・エスコリアル修道院:幸福度を追加する。この遺産から一定数のタイル内にある都市の幸福度が増加する。居住地上限が増加する。傑作スロットが増加する。荒地タイルに配置する必要がある。
開始地点のバイアス
- 沿岸