CIVILIZATION VII

アップデート情報:2025年10月27日(月)

予想読了時間3 分, 52 秒

シヴ ファンの皆さま

前回のアップデート情報から期間が空いてしまいましたが、『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VII』の今後の予定についてお知らせします。 

発売以来、皆さまからのフィードバックを参考にしながら、「シドマイヤーズ シヴィライゼーション」シリーズとしてかつてないペースで発売後アップデートをお届けするために尽力してまいりました。6月には、そのフィードバックから3つの大きなテーマが浮上したことををお伝えしました。時代の移行、何度でも遊べること、時代をまたぐ文明のアイデンティティです。

私たちはこの数ヶ月間で、デザイン会議やブレインストーミング、「もしも」のアイデア出しを重ね、これらのテーマについて多くの時間を費やしてきました。「継続」モードや時代のカウントダウンなど、いくつかは既にゲームに反映されています。さらなる全体像をお求めの皆さまのために、まずは長期的な計画を詳しくご説明した後で、次回のアップデート1.3.0についてご紹介します。

あくまで現時点での予定であり、変更される可能性があることをご承知おきください。それでは始めましょう。

『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VII』の今後について(エドからのメッセージ)

シヴ ファンの皆さまへ

これまでに今後のアップデート計画の詳細を求めるお声を多くいただいており、そのご要望にお応えしたかったものの、大規模アップデートの道筋が確定し、十分に形が出来るまでは詳細に踏み込まないようにしていました。一段落ついたところで、現在進行中の大きな2つの要素について最新情報をお届けします。 

まず、『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VII』のレガシーパスと勝利に対する大幅な変更をテストしています。ゲームの自由度を広げ、皆さまの国家が繁栄して勝利を掴むうえで進むことができる新たな道を数多く提供したいと考えています。

2つ目は、プレイヤーの皆さまからご要望の多かった機能になります。時代をまたいで1つの文明を続けてプレイする方法を内部的にプレイテストしています。任意の時代から文明を選択し、歴史の中で一貫してこれを導くというものです。

いかがでしょうか?『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VII』の最終的なメカニックを形作るために、皆さまのご意見をお聞かせください。今後数ヶ月以内に、「Firaxis Feature Workshop」という新たなプロジェクトを開始します。『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VII』を可能な限り良いものにできるように、少数のコミュニティメンバーに開発中の機能を体験していただき、有望なものとそうでないものを教えていただくというものです。Discordを通じて調整し、応募方法の詳細については、次回のアップデートと併せて近日中にお知らせします。 

ホリデーシーズンが近づき、これらの大きな変更点についてテストを繰り返し、また、Workshopの準備をするにあたり、アップデートは小規模かつ頻度も少なくなりますが、万全を期すためにお時間をいただきたいと考えております。 

まだの方は、ぜひDiscordサーバーにご参加ください。Workshopだけでなく、あらゆる場からのお声に耳を傾けていますので、引き続きご意見をお聞かせください。『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VII』の次なる大きな一歩に取り組んでいる間も、変わらぬご支援をいただけましたら幸いです。今年中に続報をお届けします。 

- エド

新しいコンテンツコレクション:「力の潮流」

1.3.0では、海をテーマにした新しいコンテンツコレクション「力の潮流」を配信します。

『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VII』をプレイし、フィードバックの提供やコンテンツの制作などをしてくださったプレイヤーの皆さまへの感謝を込めて、このコレクションは11月3日(月)の週の公開から2026年1月5日(月)まで、全プラットフォームのすべてのプレイヤーに無料で提供いたします。*このコレクションを無料で入手する方法については、来週にお知らせします。

このアップデートにて「力の潮流」のパート1が配信され、新しい指導者「エドワード・ティーチ」と2つの新しい文明「トンガ」および「海賊共和国」が登場します。12月に予定されているパート2では、強力な指導者「サイイーダ・アル・フッラ」、そして「オスマン」と「アイスランド」が加わります。

海にちなんだ新コンテンツによって、皆さまはどのように国家を拡げるのでしょうか。このコンテンツコレクションについて詳しくは、公式ウェブサイトのコレクションページをご覧ください。Firaxisのチーム一同、「シドマイヤーズ シヴィライゼーション」コミュニティに参加してくださる皆さまに感謝を申し上げます。

Tides of Power Collection

11月3日(月)の週に出航するアップデート

海を愛する皆さまへ。1.3.0には、新しいユニット、建造物、戦闘のアップデート、外洋資源など、海をテーマにしたアップデートが満載です。また、戦略的なバランス調整(再び定石を揺さぶります)を続けており、今回は特に各文明の根本的な変更に焦点を当てています。その概要をご覧ください。 

新しい建造物とユニット:港と私掠船

成長する海軍をサポートするため、すべての文明が利用できる水上の倉庫建造物「港」を新たに導入します。港には基本生産産出量があり、漁船に追加の産出量を与えます。重要な点として、港はすべての海洋ユニットの新たな出現地点として機能しています。兵舎が陸上ユニットに使用されるのと同じ仕組みです(つまり、生産ラインを出たコグ船がどこに行くのかを考える必要がなくなります)。 

また、海をテーマにしたアップデートには欠かせない新たな船として、「私掠船」を導入します。探検の時代に社会制度「紋章」で解除される新しい軽海洋ユニットです。

強さでは、コグ船とキャラック船の中間ですが、真の力はその使いやすさとスピードにあります。私掠船は究極の海洋襲撃船です。他文明との国境を自由に越え、交易路を略奪して手早く現金を手に入れ、さらには戦争状態でなくても同盟関係にない文明の軍事ユニットを攻撃できます。ユニットを倒せばゴールドも得られます。狡猾な経済戦や海上での悪戯にうってつけの道具となります。

新しい資源と地形

新たな航行手段を手に入れただけでなく、海そのものも探検の舞台としていっそう魅力的になります。

まず、3つの水資源であるカニウミガメタカラガイと陸資源であるピッチを新たに追加しました。また、資源の出現規則をより安定したものに更新し、一定数以上の沿岸資源が出現することを保証します。

地形では、外洋に動きを止める環礁が出現し、戦略的に利用できます。また、湖に出現する新しいの地形は食料とゴールドのボーナスを付与します。さらに、環礁と蓮に見劣りしないよう既存の礁の機能を強化しました。

海といえば、ベースとなる外洋タイルを現代でも使えるようにしました。ハワイは探検の時代に外洋タイルを使えるようになり、沿岸でのスタートがより強力になります。 

海洋戦闘のアップデート

最後は、海洋戦闘のアップデートです。海洋戦闘をよりインパクトのあるものにし、海洋ユニットの強みを明確にするために、大幅な変更を加えました。 今回のアップデート以前は、海洋戦闘はすべて近接戦闘でしたが、今回で長距離戦闘ユニットも加わりました。海洋ユニットを「軽」と「重」の2種類に分けています。

  • 軽ユニットは近接戦闘ユニットで、移動力、視野、側面攻撃を仕掛ける能力が向上しています。
  • 重ユニットは新しい長距離戦闘ユニットです。軽ユニットより遅く、視野は狭くなりますが、その強力な長距離攻撃で視野の狭さを補います。

全体として、今回の変更により、海の征服ではより戦略と計画が求められるようになったはずです。

その他にも盛りだくさん!

いつものように、ここでご紹介したのはあくまで概要です。UIやQoLの改善、全プラットフォームでのその他のアップデートについては、アップデートノート全文をお待ちください。ご要望の機能が1.3.0で採用されていない場合もどうか悲観なさらないでください。いつも皆さまのご意見に耳を傾け、将来のパッチのために検討させていただいております。

フィードバックの共有方法

『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VII』のフィードバックを共有したり、最新の情報を入手したり、ほかのシヴ プレイヤーと交流したりしたい方は、Steamコミュニティの掲示板と公式Discordチャンネルをご覧ください。不具合については、既知の問題かどうかをご確認のうえ、サポートポータル(ドロップダウンで『Civilization VII』を選択)でご報告をお願いします。 

Firaxisの全チームより、皆さまがゲーム界で最高のファンでいてくださることにお礼申し上げます。

*『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VII』をお持ちの方を対象としています。提供は日本時間2026年1月5日(月)午後23時59分に終了予定です。ゲームをお持ちの方は、2025年11月4日(火)から日本時間2026年1月5日(月)午後23時59分の間に受け取る必要があります。受け取り方法や条件などの詳細は、11月3日(月)の週にお知らせします。